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Today's hotel |今日のホテル Volume.76
Released at 14 Dec. 2004

HOTEL GOLDENER HIRSCH
世界文化遺産のただ中にあるプチホテル
ユネスコ世界文化遺産に登録されているザルツブルグは、モーツァルトの生地、夏の音楽祭、映画サウンド・オブ・ミュージックなどでも有名な世界的観光地です。 中世の名残りを残す街並みは美しく、さまざまな観光スポットが徒歩圏内にあり、街歩きに最適な都市のひとつです。
3年前、ザルツブルグ音楽祭を鑑賞するために、初めてゴルデナーヒルシュに泊まった折に、その素晴らしさにすっかり魅せられました。 ですから、音楽祭を目的に訪れることを決めた今回も、迷わずここに泊まろうと思いました。
前回は本館のゲトライデガッセを眺められる部屋でしたが、1人で泊まるにはあまりに値段が高く、今回はあきらめざるをえませんでした。 試しに多少手頃なレートの別館に泊まってみましたが、変わらぬサービスの素晴らしさに改めて脱帽した次第です。 3年前よりむしろさらに向上していると感じさせるもてなしはさすがでした。
実は、せっかく書いたコメントカードを渡すのを忘れ、部屋に置きっぱなしにしてしまったのですが、きちんと届けられたらしく、後日返事をいただいたことにも感激しました。
時期によっては100ユーロ台のレートもありますので、一度泊まってみてはいかがでしょうか。
ゴルデナーヒルシュ
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基本情報
名称: ホテル ゴルデナーヒルシュ
所在地: Getreidegasse 37 A-5020 Salzburg, Austria
TEL: +43-662-80840
FAX: +43-662-843349
室数: 69室
主な施設: レストラン
URL: http://www.goldenerhirsch.com/index1-e.htm
プロフィール: 1407年に宿屋としてオープンし、1564年にGoldener Hirschの名前が記録に残る、歴史あるホテル。 ザルツブルグ音楽祭に出演する演奏家たちも数多く滞在し、かつて常連だった故ヘルベルト・フォン・カラヤン氏の名前もサイン帳に残っている。 98年からスターウッドのラグジュアリーコレクションに加盟。
泊まった部屋: クラシックルーム 1泊室料 450ユーロ(税込み) 
撮影時期: 2004年08月
投稿者: かすみ

詳細情報

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暖かみのあるインテリア
ゴルデナーヒルシュは本館と道路を隔てた別館に分かれており、これは本館のサロン。いずれの建物も、木の暖かみを生かしたインテリアで、本当に居心地が良い。
本館にレストラン、バーがあり、別館に入るには暗証番号を押してドアを開けなくてはならない。
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渋い赤と緑のカラースキーム
2層分吹き抜けになったバーを2階から撮った写真。こじんまりしていて、ここもくつろげる。 ティータイムにはウィーンのザッハトルテとともに有名なインペリアルトルテがいただける。個人的にはザッハトルテの方がおいしいと思う。
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落ち着いた雰囲気の廊下
泊まった別館の廊下から部屋の入り口を撮ったもの。
アルプスの少女ハイジの世界を連想させるドア。廊下でさえも落ち着きがあり、静けさも心地よい。
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ルームチェンジしようと思ったが・・
泊まった部屋は残念なことにエレベーターの隣で、音が気になり、ルームチェンジしようと他の部屋を見せてもらった。 部屋ごとに広さや家具の種類、配置が異なる。結局、この部屋の方が窓が2面にあって明るく、バスルームも広かったので、4泊した。 窓からの眺めがいいとは言えないが、いかにもオーストリアらしい感じのしゃれたお店の入り口が見えた。
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家庭的な感じのファブリック
日中のベッド。カバーはカーテンとお揃い。上の写真はターンダウン後のベッドで、面白いことに、ダウンの上掛けが半分まくられていた。 毛布だった頃のターンダウンの仕方を踏襲したのかも。ただ、ダウンの上掛けが季節的に暑くて閉口した。
ナイトアメニテイには、バチとモーツアルトの顔が描かれた、2種類のチョコレートとミネラルウォーターが用意されていた。
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収納量が少ないクローゼット
30平米ほどのツインの部屋だが、バスルームが広いせいか、ベッドルームは手狭。何しろ1人でもクローゼットがいっぱいになってしまったくらいで、2人で使うには少々きゅうくつかなと思った。
バスローブとスリッパが備えられ、特にスリッパにはホテルのシンボルの鹿が赤い糸で刺繍され、サイズも2種類あった。
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広いバスルーム
かなり広めのバスルームは、個室のトイレにダブルシンクという、なかなかのファシリティ。多少使い込んだ感じのタオル類だが、特に気にならなかった。バスアメニティはシェラトンのオリジナル。
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窓があるだけでも感じる開放感
バスルームに窓がついていた。眺めは決して良くはないが、窓があるだけで開放感が感じられる。
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バスタブ
シャワーカーテンの代わりにガラス戸のあるタイプは、個人的に使い勝手がよくないと思うが、シャワーが固定式ではないのは良かった。
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オーストリアらしい朝食
ビュッフェ形式の朝食は25ユーロで、卵料理は別オーダーである。いかにもオーストリアの朝食といった品揃え。なかでも好きなのはニシンの酢漬け。
ここのスタッフも素晴らしい。暖かい飲み物、部屋番号は一度で覚えてくれる。特にこの時期は音楽祭の時期で、ゲストの数もかなりのはすなのだが・・。
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ザルツブルグ市街の眺め
ホーエンザルツブルグ城塞からのザルツブルグ市街の眺めは素晴らしく、心底、ここに来て良かったと思わせる。
ゴルデナーヒルシュからは旧市街、新市街とも徒歩圏内。旧市街には、看板が楽しいホテル前のゲトライデガッセをはじめ、モーツアルトの生家、ザルツブルグ城塞、レジデンツ、ドーム、馬の水飲み場など観光スポットが豊富。 新市街にはミラベル庭園、モーツアルトの住居だった博物館がある。
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From Editor | 編集後記
師走というのに、東京では夏日を記録するなど異常気象状態。ほんとうに気候が激変していることを実感する今日この頃ですね。個人的には雪の積もり具合が気になるところです。 12月28日には、一部不通だった上越新幹線も全線開通し、ようやく新潟へのアクセスが元に戻ります。今でも東京越後湯沢間は新幹線で行けるのですが、スキーのメッカ、上越ではまだ積雪ゼロとか。地元の人たちも気をもんでいることでしょう。 ひと頃に比べ、スキー人口もずいぶん減っていますので、リフト待ちの時間も短くなり、ストレスなくスキーを楽しめます。 しばらくスキーから遠ざかっていた友人が、新潟を応援する気持ちもあって、久しぶりにスキーをしに行こうかと言っておりました。

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