Hotel Achives 通信
Today's hotel |今日のホテル Volume.71
Released at 09 Nov. 2004

VILLA PRINCIPE LEOPOLDO(ヴィラ・プリンチペ・レオポルド)
元は貴族の別荘だった湖畔のプチホテル
規模がそれほど大きくなく、眺めのよいホテルを数年前から探していて、偶然見つけたのがヴィラ・プリンチペ・レオポルドです。
ホテルのあるルガノの街も、ガイドブックを見ると魅力的でしたので、ぜひ行ってみたいとずっと思っていました。
実際に泊まってみて、その期待は天気をのぞいて裏切られなかったと言えます。
ミラノから車で約1時間。着いたエントランスは、貴族の館だっただけあって小さく、鮮やかなピンクの外壁に柱や窓枠の白が効いたとても華やいだ雰囲気です。
往時の面影を彷彿とさせる、館内のさまざまな意匠も、メンテナンスがしっかりしているのか、とてもきれいでした。
ただ、プールは小さく、サウナ、ジャグジーなどは1回ごとに予約するなど、多少使い勝手のよくない点もありましたが、リゾートではひたすら寝ていたい方ですので、それほど気になりませんでした。
5月というのに、雨のせいか寒いくらいでしたので、今度は暖かい時期に訪れたいと思います。
ヴィラ・プリンチペ・レオポルド
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基本情報
名称: ヴィラ・プリンチペ・レオポルド
所在地: Via Montalbano 5, CH-6900 Lugano, Switzerland
TEL: +41 (0)91 985 88 55
FAX: +41 (0)91 985 88 25
室数: 37室
主な施設: レストラン バー プール ジム
URL: http://www.leopoldohotel.com/
プロフィール: 1868年、プロイセンの王子フレデリック・レオポルドの別荘として、風光明媚なルガノ湖畔に建てられ、1986年ホテルとして開業した。 ホセ・カレーラスやアーノルド・シュワルツネッガーなど、世界中のセレブリティに愛されている。
泊まった部屋: ジュニアスイート 1室シングルユース室料 630スイスフラン (ルガノ空港・駅送迎料金含む、税込み) 
撮影時期: 2004年5月
投稿者: かすみ

詳細情報

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色使いが美しいロビー
ピンクの外壁が可愛らしいホテルのエントランスを入ると、床に柱に大理石をふんだんに使ったロビーがあります。 ソファのグリーンが鮮やかなロビーは、人も少なく、とてもくつろげる場所でした。この奥にレセプションがあります。
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大理石の柱が並ぶ廊下
これが客室の廊下です。大理石の柱がずらっと並ぶ、豪華な廊下は、かつてここが貴族の館であったことを思い起こさせます。
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美しい壁画
きれいな壁画が描かれたプールへの入り口付近。角には大理石の柱があり、現代建築には見られない凝った造りです。
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広々とした客室
部屋の奥から入り口方向を撮った写真です。正面の黒いドアを開けると、まず左右にクローゼットが1つずつあります。 クローゼットの次は、右側にバスルーム、左側にシンクの付いたトイレがあります。カーテンを間にはさんで、手前にベッドルーム、奥にリビングスペースという順になっています。 おそらく40平米を超える広さではないでしょうか。外にはベランダがついています。
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ウォークイン・クローゼット
2つあるクローゼットはどちらもウォーク・インで、2人で使うにはとても便利だと思いました。ただ、セーフティボックスがとても使いにくく、何回もスタッフに来てもらいました。
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客室に比べ狭いバスルーム
バスルームは、部屋の広さに比べ狭いのが残念でした。ドアを開けると、正面にこの丸いシンクがあり、左側にバスタブ、右側にシャワーブースがあります。
バス・アメニティは、どういうわけか、モルトン・ブラウンとロクシタンの両方が置いてありました。
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爆睡できたベッド
ベッドは、やや幅が狭いシングルが2つ真ん中に寄せて置かれたハリウッドツイン。ダウンの上掛けが主流になってきた昨今には珍しい毛布でした。
マットはやわらかめでしたが、3泊とも爆睡できました。
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心和ませる生花
ベッドの正面には飾り棚が置かれています。花瓶に活けられた生花が、気持ちを和ませてくれました。棚の下段には、ターンダウンした際のベットカバーが見えています。
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大活躍したソファ
リビングの真ん中にある大きなソファはやわらかめですが、すわり心地が良く、大きく取られた窓を通して外の景色を眺めたり、横になって読書したりと、大活躍でした。 残念ながら、ずっと雨が降っていたうえ、木々が少し邪魔をして、湖を楽しむにはいたりませんでしたが・・。
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意匠が統一された家具
広いリビングには、ソファの他に、ライティングデスクやTVが置かれたデスク、ウェルカムフルーツが用意された小さなテーブルなど、同じ意匠を凝らした家具が少しずつ角度を変えて配置されていました。
ライティングデスクは大きく、窓の外を眺めながら手紙を書いたりするのにちょうどいい感じです。
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部屋のベランダからの眺め
ベランダから見た、ルガノ湖の眺め。ホテルは、道路をはさんで湖に近い方にヴィラがあり、離れた側に長期滞在に向く、やや手頃な料金の客室で構成されたレジデンスがあります。
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サービスがすばらしい朝食堂
朝食堂は、少し早い時間に行くと貸切状態でした。一応ビュッフェですが、品数はあまり多くなく、味もまあまあといったところ。
ここはスイス。白服のスタッフは、英語、仏語、独語、伊語など、複数の言葉を使い分けられます。
2日目からは、スタッフが好みを把握していたのはすばらしいと思いました。
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From Editor | 編集後記
先週は、臨時の休刊をさせていただきまして、読者の皆様にはたいへん申し訳なく思っております。この間、新潟市内に滞在し、何度か余震を経験しましたが、市内だけでなく周辺もまったく平常通りの生活をしていました。 被災された方たちはほんとうにお気の毒なのですが、新潟県全部が地震の被害にあったかのように思われ、県内でも地震の影響をまったく受けなかった観光地、温泉などでキャンセルが相次ぎ、悲鳴をあげているとのこと。 これもまた、ある意味、地震の被害と言ってよいでしょう。淡路島や神戸が10年たたないうちに復興をとげたことをはげみに、新潟も遠くない将来、多くの人が訪れるようになることを願っております。

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