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ホテル・アーカイブズ通信 - http://www.hotel-archives.org
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ごあいさつ
このメールマガジンは、実際に泊まったホテル・リゾート・旅館を、泊まった人の視点でご紹介する目的で 発行しております。国内、海外をアットランダムに取り上げていきますが、将来きちんと整理して、 データベースにしていこうと思っております。

今週は、つい先ごろヨーロッパ旅行から帰ってきたばかりのかずさんから、ロンドン市内にある 街歩きに便利で、いかにもタウンハウスという風情を残したB&Bをご紹介していただきます。
「ホテル・アーカイブズ通信」 発行人
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以下のバックナンバーは、画像をクリックすると、拡大画像とキャプションがポップアップでご覧になれなれます。
第7号 三水館 2003年7月15日発行
第11号 Thala Beach Lodge 2003年8月12日発行

22号のクイズへのご回答、ありがとうございました。3問とも正解だった方が1名いらっしゃいました。正解は、a. 卵の殻割り器、 b. 室内セイフティボックス、c. 塩・胡椒入れでした。くわしくは、以下のURLをクリックしてご覧ください。
Annex 旅先で見つけた「こんなもの」
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TODAY'S HOTEL Volume.23
Released at 04 Nov. 2003
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The Claverley Hotel
基本情報 | basic info about hotel
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名称:
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ザ・クレバリー・ホテル
所在地: 13-14 Beaufort Gardens, Knightsbridge, London SW3 1PS
TEL: +44-(0)20-7589-8541
FAX: +44-(0)20-7584-3410
室数: 33室
主な施設: ラウンジ ライブラリー
URL: http://www.claverleyhotel.co.uk/
プロフィール: ホテルが面しているBeaufort Gardens通りには、Knightsbridgeなどのホテルが並んでいる。 最寄のナイツブリッジ駅には、ロンドンの中心ピカデリー・サーカスまでダイレクトで出られる ピカデリー・ラインが通っており、観光にとても便利な立地。全室間取りやインテリアが異なり、 タウンハウスの面影をよく残している。
泊まった部屋: 1泊朝食付き税込み140ポンド(スタンダード・ダブルの料金。アップグレードされて 実際に泊まったのはスタンダード・ツインかデラックス・ツイン)
撮影時期: 2003年10月
投稿者 かず
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詳細情報 | Details
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ホテルの外観。デパート、ハロッズがある高級エリア、ナイツブリッジにある。 ハロッズからは徒歩2分。大通りは観光客やロンドンっ子で賑わっているが、脇道を入ると大通りの 喧騒が嘘のような静けさ。ホテルのドアは夜になると鍵がかかるので、ブザーを鳴らして開けてもらう。
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カントリー調のツインルーム。英国らしいデコラティブなインテリア。大柄な英国人に 合わせているのか、ベッドの高さは意外に高い。清潔感のある白のベッドカバー。ベッド上のクッションと ソファーの生地はお揃い。
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簡単な応接コーナー。テーブルはなし。クッションとお揃いのソファーの生地は、 スーツを仕立てられそうな英国トラッドでセンスがよい。部屋の広さは30平米ほど。
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室内で気に入ったのが、このクローゼット。広いとはいえない部屋なのに、 ウォークイン・クローゼットが付いていた。ベッドの脇のドアをあけると、ぱっと灯りがつき、 中には棚、ハンガー掛け、スーツケースを置く折畳式の台がある。
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コートなしではいられないほどの気候だったのに、なぜか部屋に置かれていた扇風機。 部屋にはクーラーがないので、暑かった夏の名残か? 時代を感じさせる扇風機がカントリー調のインテリアに 微妙にマッチしていた。自分で調整できるエアコン設備はなく、暖房はセントラルヒーターになっているようで、 少し室温が高いと感じたときなどこの扇風機が活躍した。
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部屋のドアを開けると、右側にある小さなデスク。机上には、グラス2つ、 アイスボックス、B&Bの案内などがある。氷は地下のアイスマシーンから自分で持ってくる。 室内にポットやコーヒー・メーカーは置いていないが、1階のラウンジには紅茶やビスケットが 用意されており、好きなときにいただくことができる。B&Bの案内の中には航空会社の 連絡先が記してあって、リコンファームなどの時に調べる手間が省けて便利だと思った。
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大理石のバスルーム。お湯の出が悪いうえ、シャワーへの切り替え方が難しい。 お湯がちょうどよい加減で蛇口から出ていても、それをシャワー切り替えにすればすむという 単純なものではなく、シャワー切り替えにした上でさらにお湯、水ともに止めないとシャワーから お湯が出てこないという、いまだに不思議な仕組み。バスルームは使い勝手がよい最新式がいいと しみじみ感じた。
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シンクはツインルームでもひとつのみ。ドライヤーは備え付け。タオル類は バスタオルを含めて3種類置いてあり、用途に合わせて使える。
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ホテルではなく、B&Bということもあり、アメニティは簡素。 シャワージェルにシャンプー、リンス、シャワーキャップのみ。ツインルームなのに、 なぜかアメニティは3組ずつ。
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朝食は豪華なフル・イングリッシュ・ブレックファスト。トーストは ホワイト・トーストかブラウン・トースト。卵料理はスクランブルエッグ、目玉焼き、ゆで卵、 ポーチドエッグのなかからお好みのものを。付け合せは、ソーセージ、ベーコン、トマトから 選択する。飲み物はコーヒー、紅茶、ホットチョコレート。ビュッフェ形式で、シリアル、 果物、ヨーグルト、オレンジジュース、ミネラルウォーター、ミルクなどが台の上に置いてある。 ワッフルなどはオーダーすると持ってきてくれる。
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ポーチド・エッグとトマト、カンバーランド・ソーセージ。卵の数は希望を伝えて増やすことも可能。
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<泊まってみて>
B&Bだけあって、温かい対応が魅力的でした。レセプションが24時間オープンでないことを除けば、 ホテルと遜色ないと思いました。チェックイン時には荷物を部屋まで運んでくれましたし。 レセプション脇のロビーとはいえないほどの小さなパブリックスペースは、英国の家庭のような 品のよいインテリアでまとめられていて、ほっとする空間でした。1Fの廊下にはボードがあり、 そこには雑誌から切り抜いたオススメの記事、レストランの名刺、ミュージカルの情報などが 貼り付けてあり、情報を得る手助けにもなります。
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編集後記 | From editors

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ときおり、読者の方からメールをいただきます。この場を借りて、改めて「ありがとうございます。」と 申し上げさせてください。いただいたメールには必ずご返事をさしあげておりますが、どんなことでも気にかけて くださったこと自体がうれしいものです。これまでのところ、情報面でのまちがいをご指摘いただくことは ないのですが、もしございましたら、細かいことでもけっこうですので、ぜひお知らせくだい。 すぐに訂正させていただきますので。さて来週は、新しいホテルのオープンが続く東京から、話題の多い ホテルを取り上げます。今年もあと2ヶ月足らずになりました。今年中にしておきたかったこと、何かありますか?

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