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ホテル・アーカイブズ通信 - http://www.hotel-archives.org
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ごあいさつ
このメールマガジンは、実際に泊まったホテル・リゾート・旅館を、泊まった人の視点でご紹介する目的で 発行しております。国内、海外をアットランダムに取り上げていきますが、将来きちんと整理して、 データベースにしていこうと思っております。

今週は、「世界一の朝食」を出すという神戸北野ホテルをご紹介します。震災でクローズしたホテルが オーベルジュになったと聞き、かねがね行きたいと思っていました。予約が取りにくいのも有名なようで、 4ヶ月前にやっと取れたという次第。さて、世界一の朝食は・・。
「ホテル・アーカイブズ通信」 発行人
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ホテル・アーカイブズのWEBサイトをリニューアルしました。
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また、ホテル・アーカイブズ通信第21号より、画像をクリックすると拡大された画像とキャプションが ポップアップでご覧いただけます。画像の下にある「Next Photo」をクリックすると、次の画像に移り、 読み続けることができます。バックナンバーにつきましては、順次同様にしていきますので、 より一層旅気分を味わっていただければ嬉しいです。
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TODAY'S HOTEL Volume.21
Released at 21 Oct. 2003
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神戸北野ホテル
基本情報 | basic info about hotel
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名称:
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神戸北野ホテル
所在地: 神戸市中央区山本通3-3-20
TEL: 078-271-3711
FAX: 078-271-3700
室数: 30室
主な施設: レストラン2
URL: http://www.kobe-kitanohotel.co.jp/
プロフィール: 1993年にオープンした高級プチホテルが震災でクローズ。レストラン「ラ・コートドール」日本ブランチの シェフだった方がオーベルジュに変身させて、2000年リオープンした。アンティーク風のイギリス製の家具やインテリア小物、 エントランスや中庭の花壇など、マナーハウスを連想させるコンセプト。
泊まった部屋: 303号室 ヨーロピアン・ステイプランを利用
1泊朝食付き 1名 13,000円(税サ別)
撮影時期: 2003年10月
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詳細情報 | Details
zoom 画像をクリックすると拡大画像とキャプションがご覧になれます。

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おしゃれな店が並ぶトーアロードの坂道沿いに建つレンガ造り風の外観は、 周囲の景観にもマッチしている。異人館通り、三宮、元町、南京町にも歩いていけるのがいい。 エントランス前庭に可憐な花を咲かせる草花が植えられ、ホテルというよりだれかの邸宅といった雰囲気。
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エントランスを入ると意外に広いロビーがあり、一部吹き抜けになったところに みごとな生花が生けられている。到着した時は婚礼客で混みあっており、騒がしかった。
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上の写真の反対側から、中庭の植え込みを写したもの。結婚式はここで行われていた。 結婚式が終わった後は、レストランに早がわり。夜にはライトアップされて、またちがう趣がある。
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泊まった303号室の入り口から内部を見たところ。角部屋で、2面に少々小さめだが窓があり 比較的明るい印象だった。広さは30平米くらいで、天井はそれほど高くない。この部屋のテーマカラーは グリーンだが、他にピンクやベージュがあるようだ。
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部屋の奥から見たベッド。幅の広いシングルベッドをハリウッドツインにしてある。 デュベタイプの上掛けが少々重く感じた。家具はイギリスで誂えたとのことで、統一感がある。
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5種類の香りから選べ、いつ届けるかもリクエストできるアロマポットのサービスがあった。 緑茶を選んでみたが、ちょっと香りが強すぎる気がした。
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バスルームの入り口を入ると、左手に洗面スペースがあり、正面にバスタブ、 右手にトイレがある。アメニティはモルトン・ブラウンで、バスソープだけソモーだった。水はけが悪く、 排水ノブは軽くひねらないと床にあふれてしまうので要注意。

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バスルームに置かれていた籐の3段のかごは、一番上に替えの衣類を置け便利だった。 一番下はくずかご。シンクの前に置かれた籐のハイチェアと共にアクセントになっていた。
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ディナーは、系列のレストラン「イグレック・ヴェガ」で。まだオープンした ばかりとのことだったが、ロワゾー氏譲りの「水のソース」を随所に使ったフレンチはたいへん美味しかった。 ホテルのメインダイニングは当日貸切だったので、次回のお楽しみ。写真は、ホテルに帰ってきた時のロビー。 ソファの鮮やかな赤がとてもきれいだった。
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これが故ベルナール・ロワゾー氏から授けられた「世界一の朝食」。焼きたてのパン、 自家製のジャムやハム、みごとな半熟卵といった定番もさることながら、クスクスをオートミール風に調理したものがユニークで 気に入った。フルーツとフレッシュのオレンジジュースには物足りなさを感じたが、全体にゆったり楽しめる朝食だったと思う。
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<泊まってみて>
楽しみにしていた食事は満点に近い満足感がありましたが、やはり婚礼と重なる週末の混雑ぶりには 驚かされました。 泊まった303号室も含め2、3階の部屋の一部は隣のアパートに面していて、互いに見えてしまうのが難点です。 また、建物の構造のせいか、水周りの音が大きく響きます。スタッフの対応は、人によって大きな差があるように 感じられました。事業的に拡大している時期なので 新人が多いのかもしれませんが、だからこそ「ゲストの視点で見る」 訓練を積んでほしいものだと思います。余談ですが、元町のパティスリー・グレゴリー・コレの ミルフィーユ・ショコラクレームは絶品!!でした。
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編集後記 | From editors
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メールマガジンを発行し始めて5ヶ月たちました。この間、読者の方々に励まされ、サポートメンバーにも恵まれて、 ここまで続けてこられたと感謝しております。バックナンバーの倉庫として開設したサイトも、ようやくサイトらしくすることができました。 また、ある読者の方からのご要望にこたえて、今号からポップアップで拡大画像をご覧いただけるようにしましたが、 いかがでしたか。さて来週は、アジアの中で今いちばんホットな街から眺めのいいホテルをご紹介します。
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