Hotel Archives
Today's hotel |今日のホテル Volume.117
Released at 18 Jan. 2006

東京全日空ホテル
光のアトリウムと眺望が魅力の高層ホテル
2005年4月に全面的な改装を完了した東京全日空ホテル。レストランやバーは何回も利用したことはあるのですが、初めて宿泊してみました。 久しぶりに訪れた夜のロビーは、照明や空間デザインを一新しており、以前より遙かに人が多くなっているのに驚かされました。 床面積2,100平米という巨大なアトリウムには、紫、青、白、黄色とさまざまな色が躍る、光のカーテンが空間を彩っています。 光のアトリウムと言いたくなる空間に、コンセプトの異なるレストランやバーがあり、夜遅くまで賑わいが続いています。 以前のあっけらかんとした健康的(?)なロビーと対照的に、妖しげなと言ってもいいような雰囲気を感じました。
28平米が標準のゲストルームは、さすがに狭さを感じましたが、シモンズ社製のベッド、フラットTV、インターネット接続環境から、給湯の早さ、明るい読書灯まで、機能面に優れ、まずまずの居心地。 個人的には、高層階からの東京都心の夜景に癒されました。サービス面では、可もなく、不可もなくといったところですが、交通の便や、ホテル内および周辺の施設の充実ぶりを考え合わせ、おすすめしたい1軒です。
東京全日空ホテル
メールマガジンの登録はこちらから!(by まぐまぐ)
基本情報
名称: 東京全日空ホテル
所在地: 東京都港区赤坂1-12-33
TEL: 03-3505-1111
FAX: 03-3505-1155
室数: 873室
主な施設: レストラン7 ラウンジ・バー4 プール ジム
URL: http://www.anahoteltokyo.jp/index.html
プロフィール: 大規模都市再開発として脚光を浴びたアークヒルズn中核施設のひとつとして、1986年開業。2005年4月全館リニューアル完了し、イメージを一新した。。
泊まった部屋: 2615号室 「楽園」宿泊プラン利用 1泊夕食付き2名利用2名分32,400円
撮影時期: 2005年07月

詳細情報

-
- -
飛行機のイメージで建てられたとか
六本木のアークヒルズの一角にそびえる全日空ホテルは、37階建て873室の巨大ホテル。全日空ホテルズの代表にふさわしい偉容が見てとれる。17階以下が一般客室、18〜27階がアッパーフロア、その上にプレミアフロアとエグゼクティブフロアがある。
地下鉄の駅にも近く、交通の便がよいのも魅力。
-
-


-
  -
落ち着いた色調のインテリア
宿泊した2615号室を入り口から見たところ。白、黒、茶色のカラーコーディネートは少々暗い印象を与えるが、現代感覚の中にほど良い落ち着きが感じられる。
デュベスタイルでメイクされたベッドはシモンズ社製。硬めで寝心地が良く、滞在を心地よいものにしてくれる。
--
-


-
- -
使い勝手のよい配置
窓際から入り口方向を見たところ。入り口を入ってすぐのところに、クローゼットとミニバーや茶器のセットがコンパクトにまとめられており、機能的である。
-
-


-
  -
もう一工夫あれば・・
窓ぎわに無理やり置いたかのようなソファ。仕方なく、奥のチェアに腰をかけ、ベッドの上に足を乗せてくつろぐことにした。スペースのなさは、デザインホテルの特徴だと思えば許せるかも。
ベッドに設置された読書灯は、隣を気にせず夜更かしできるので便利。
--
-


-
- -
LAN接続は有料
ライティング・デスクは、奥行きがない分、横に広く、書類を広げたり、PCの作業などには支障がない。デスク右に、電源と高速LANのジャックがワンセットになっていて、便利。ただし、ネット接続は有料。エグゼクティブとプレミアフロアは無料とのこと。
-
-


-
  -
窓からの眺め
左側にアーク森ビルがあるので、この方向の視界はさえぎられるが、やや右手に六本木から渋谷方面への街並みが一望できる。眼下には、首都高速道路が通り、車の流れをぼうっと眺めているだけで妙に落ち着くのは私だけか・・。
正面には、防衛庁跡地の再開発の工事現場が見える。リッツカールトン東京がオープンする場所である。
--
-


-
- -
バスルーム
ドアを開けると、トイレをはさんで両側に洗面スペースと浴槽があるバスルーム。茶と白のマーブルの広いシンクトップには、籠に入れたオリジナルのバスアメニティがある。
シャンプー類は壁に取り付けられたディスペンサーに。環境保護には賛成だが、工夫の余地はあると思うのだが・・。
-
-


-
  -
昼のアトリウム
昼のアトリウムは、夜の幻想的な色彩が消え、夜は紫色だった光のカーテンも金色に近い色に見える。そして、空間の広さと開放感が強く感じられるから面白い。照明のマジックを感じた。
--
-


-
- -
宴会場のロビーラウンジ
1階にある宴会場のラウンジは、夕刻や週末には多くの人が行き交うのだろうが、ひっそりとした時間には、ぜいたくな空間。おしゃれな感じのソファや丸テーブルや現代アートが、シックな雰囲気をかもしだしている。
-
-


-
  -
量もほどよい炭火焼き
プランに付いている夕食は、3階にある「チャコールキッチン炙」で、アトリウムを見下ろしながらいただいた。以前、イタリアンレストランだったところがすっかり姿を変え、オープンキッチンのおしゃれなカジュアルダイニングになった。
名前の通り炭火焼が中心の料理は、涼しげな前菜(シーフードとグレープフルーツのサラダ)、ワイルドなメイン料理(スペアリブ)ともに、まぁまぁの水準だと思った。
--
-


-
- -
車のテールランプは赤い川
昼間の眺め以上に夜景は美しい。妙なことに車のヘッドライトやテールランプをわざと焦点を外して眺めるのが好きである。光の川を眺めていると、頭の中が空っぽになっていく。
-
-


-
  -
ライトアップされたプール
真下を除くと、ライトアップされたプールの鮮やかなブルーが目に飛び込んできた。
--
-


-
- -
大人の遊園地
巨大なビルに囲まれたカラヤン広場は、広々としたくつろぎの場になっている。サントリーホールでコンサートを楽しむもよし。
目の前のアーク森ビルには、「トゥーランドット遊仙境」「basara」「オー・バカナル」「ダイナー満天星」「スープストックトーキョー」など、高級店からカジュアルなデリまで、名の知れたレストランが入っている。全日空ホテルのアトリウムも楽しい。アークヒルズ全体、大人の遊園地のように感じられた。
-
-
Topics |トピックス
 
バックナンバーセレクション


-
Vol.102
ソフィテル東京
ソフィテル東京
これもまた東京の眺め
GO!
-
Vol.112
山の上ホテル
山の上ホテル
東京の老舗ホテル
GO!

From Editor | 編集後記
昨年末初めて訪ねた台湾は、予想以上に居心地がよく、リピーターになりそうです。 香港では、ホテルのレストランが一番と思っていたのですが、台北では庶民がちょっとご馳走を食べるといった価格帯のレストランの水準が高く、B級グルメ天国かもしれないと思いました。 漢字での筆談もおもしろく、英語圏の旅先とはまたちがった異国情緒を味わえました。近くレポートする予定ですので、お楽しみに。

--
掲載している情報はできるだけ正確を期していますが、間違っている場合もあるかもしれません。 この記事に掲載された情報によって、読者が損害をこうむったとしても、発行者は責任を負うことができませんことをご了承ください。 読者の自己責任の範囲で参考にしてくだされば、幸いです。
この記事および画像を無断で転載することはご遠慮ください。
メールマガジンは、まぐまぐ、melma!、メルマガ天国のシステムを利用して配信しています。ご登録・ご解除は、各サービスを通じてお願いいたします。発行者はご登録のメールアドレスをはじめ個人情報を得ておりません。

メールマガジンの登録はこちらから。
ホテル・アーカイブズ通信 (マガジンID:0000110758)
Powered by MagMag :URL http://www.mag2.com/


その他のメールマガジン配信システムで登録・解除する場合には、こちらから
>>melma!
(m00089261)
>>メルマガ天国
(ID:18982)

--
ホテル・アーカイブズ通信
発行者:HOTEL ARCHIVES
ご意見、ご感想なんでもお寄せください:info@hotel-archives.org
Copyright : 2003-2006 Hotel Archives |ホテルアーカイブズ通信. All rights reserved.