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ホテル・アーカイブズ通信 - http://www.hotel-archives.org
HOTEL ARCHIVES
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ごあいさつ
このメールマガジンは、実際に泊まったホテル・リゾート・旅館を、泊まった人の視点でご紹介する目的で 発行しております。 国内、海外をアットランダムに取り上げていきますが、将来きちんと整理してデータベースにしていこうと思っております。

ニューヨークのホテル・シリーズ第3弾は、昨年11月にオープンしたばかりのマンダリン・オリエンタル・ニューヨークを取り上げました。 セントラルパークの南西の角にあるコロンバスサークルに面して建てられた高層ビルの中層に位置し、開けた眺望と最新のファシリティが魅力のホテルです。 インテリアの随所に見受けられる東洋的なコンセプトも個性的で楽しめました。
「ホテル・アーカイブズ通信」 発行人
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TODAY'S HOTEL Volume.46
Released at 27 Apr. 2004
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Mandarin Oriental New York
基本情報 | basic info about hotel
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名称:
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マンダリン・オリエンタル・ニューヨーク (ニューヨーク/アメリカ)
所在地: 80 Columbus Circle at 60th St.10023 New York NY USA
TEL: +1-212-805-8800
FAX: +1-212-805-8888
室数: 251室
主な施設: レストラン、バー、スパ、フィットネスジム
URL: http://www.mandarinoriental.com/
プロフィール: すでにザ・マークを運営していたマンダリン・オリエンタルが、満を持してNYのホテル業界に進出したと話題のホテル。 229米の高さを誇るタイム・ワーナーセンター・ノースタワーの35階から54階を占め、その上にレジデンスと称する17階分のコンドミニアムもある。 2003年11月にオープンしたばかり。
泊まった部屋: パークビュー・デラックスキング ホテルHPで、1泊室料559米ドル。他に税など78米ドル。
撮影時期: 2004年3月
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詳細情報 | Details
zoom 写真をクリックすると拡大写真がご覧になれます。
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プラザ、リッツカールトン、インターコンチネンタルなど、有名なホテルが肩を並べるセントラルパーク・サウスから見た、タイム・ワーナーセンターのツインビル。 右側がノースタワーで、この中にマンダリン・オリエンタル・ニューヨークがある。なんだか舞台の書き割りみたいで、とても軽い感じの建築。
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1階のエントランスは、コロンバス・サークルでなく、60丁目の南側にあるので、ご注意。 ベルアテンダントに荷物を預け、エレベーターで35階のレセプションに向かう。写真はラウンジから見たロビー風景で、コンシェルジュ・デスクが見える。 左奥が1階とのエレベーターで、客室へのエレベーターとは別になっている。
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泊まった部屋は43階にあるパークビュー・デラックスキングで、カードキーでドアを開けると写真のような風景が広がる。 右側の白いドアは観音開きでバスルームの入り口。その隣の黒っぽいドアはクローゼットだがあまり広くない。
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部屋の窓側から寝室入り口方向を撮ったもの。大きな家具にはミニバーや引き出し、セイフティボックスが設置されている。 チェックインして、部屋に到着した時、フラットTVではきれいな風景をスライドショーで見せていた。 右側のワーキングデスクはガラスをはめ込んだトップがなかなかスタイリッシュ。LAN接続可能だが、1日15米ドルチャージされる。
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全体で45、6平米程度の広さなので、存在感のあるキングサイズのベッド。 マンダリンらしく、そこここに東洋的なアイテムが配され、インパクトのあるインテリアデザイン。
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昼間は、まるでインテリア・コーディネイトのお手本を見るようなベッドメイクに圧倒されたが、ターンダウン後はもちろんクッションは外されており、ベッドサイドにはミネラルウォーターとチョコレートが置かれていた。 マットの厚さが半端でないベッドは、ヘブンリーベッドと対照的に、寝心地は柔らかくて包み込まれるような感じだが、体が沈むことはなかった。
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窓際に置かれた大きなカウチは、足の先まで延ばせるほど十分なサイズで、背もたれの角度もちょうどいい感じ。 窓の外は快晴で、セントラルパークの木々にマンハッタンのビル郡の影が長く伸びている。
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43階の床から天井まで大きく取られた窓からは、セントラルパークの南西の端っことセントラルパーク・サウスの通りが目の前。 ただし、この写真のすぐ左には176米のトランプ・インターナショナル・ホテル&タワーがあるため、この高さからセントラルパーク全体を見渡せることはできなかった。
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バスルームは、入って左奥に個室のトイレ、正面に洗面スペースがあり、洗面スペースの左側に小さなフラットTVがかかっていた。 右奥にバスタブ、その手前にシャワーブースがある。寝室と同じように、家具調度をブラックにして、メリハリのあるインテリアになっている。広さは10平米弱。
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バスタブとシャワーブース。バスアメニティはイギリスのAromatherapy Asociates製で、アロマエッセンスの自然な香りがした。
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ハンガーにかかったバスローブは、肌触りがとてもよく、自宅でも使いたいと思うほどだった。 また、この頃欧米のホテルでも用意されることが多くなった、タオル地の使い捨てスリッパも今まで経験したことのない気持ちよさだった。
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メインダイニングの朝食のセッティング。この朝は雪が降り始め、本来なら東向きの大きな窓からは朝日がさんさんと注ぐはずなのに、まるで夕方のような暗さ。 ちなみに、ここのベリジャン・ワッフルは私が今までに食べた中ではナンバーワンだった。
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<泊まってみて>
ホテルを決める際にできるだけマンハッタンを実感できる眺めを確保したいと考え、いずれも300室前後のチェーンホテルのデラックスタイプ(高層階にあることが多い)ばかりを選びました。 マンダリン・オリエンタル・ニューヨークは、部屋の広さはやや狭く感じたものの、メトロポリタン・オペラやセントラル・パークのすぐそばという立地、そして見飽きない眺めが気に入りました。 それに、あのベッド。体がふんわり包みこまれて、まるで浮いているような不思議な寝心地でした。 この部屋と同じ価格帯に、ハドソン川を眺めながらバスタイムを楽しめるツインタイプのお部屋もありますので、お好みでどうぞ。 スタッフのスキルにばらつきが見られ、オープンして半年たっていない時期には、さすがのマンダリンでもこうかと思わせるところがありましたが、いずれ軌道に乗るでしょう。 ニューヨークのホテルとしてもかなり値段が高いと思いますが、たまには贅沢したいと思うのでしたら、おすすめします。 外を飛び回っていたために利用しませんでしたが、豪華なスパもあります。
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編集後記 | From editors
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いよいよGWですね。今年は長期に休める方が多いようで、海外旅行の予約が好調とのことです。 ニューヨークを訪れるなら、春と初夏が一度にやってくる、この季節はベストの時期でしょう。 この街では見たり、食べたりすることがあまりに多くて、ホテルの中でのんびり過ごすことができないのが残念。 ニューヨークをリゾート感覚で楽しめるようになるのはいつのことでしょうか。 さて、来週は都内の閑静な場所にあるホテルをご紹介します。建物全体がよく知られた建築家の設計であることに興味があって訪ねてみました。 皆様の旅が楽しい旅になりますように・・。
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